
流行や時代に左右されないモノの百貨店
世田谷区奥沢にあるD&DEPARTMENT TOKYOは、環八通り沿いに立つ昭和30年代に建てられた古いオフィスビルをリノベーションした約300坪の空間の1階がホテルのラウンジをイメージしたダイニング、2階がギャラリースペースを併設したリサイクルのセレクトショップです。良く見ないと通り過ごしてしまう目立たない看板、その土地に根づいた佇まいのお店には“良き生活”に必要なモノや“ロングライフデザイン(長く愛されるもの)”の家具や“リサイクルデザイン”された生活雑貨など、生活者に目を向けたいつまでも価値の変わらないモノが取り扱われている場所です。

ブランドや製造年代、製造国にとらわれることなく、「もの」自体のデザイン性、普遍性を見直し、全国から集められた中古家具、家電、生活雑貨などを中心に構成しているセレクトの中に、東京特産のモノや伝統的な手法で作られたモノなども紹介し、工業製品や業務用製品を生活の中に取り入れる提案も行っています。書籍やCD、グリーンなど幅広い提案を積極的に行う「もの」のデパートとして約1500アイテムを衣食住バランス良く選定しています。全てに「デザインリサイクル」という提案を考えています。

作り手の考え方を知り愛用すること
D&DEPARTMENT PROJECTでは、作り手のモノへの思いが様々な観点から感じられます。生活者が、その商品のこだわりなどを考えることで、長く愛することにつながる。メーカーとしても、その製品に愛をもって作り続け、改良し続ける意思があることを確認し、自分の生業に真摯に向き合っている作り手の丁寧な思いを体験することを提供しています。
