COAT

Norwegian Rain

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ドレスの雰囲気を携えた次世代レインコート

ひと昔前から、雨の日は老若男女問わず着衣の上からすっぽりと羽織っていた雨具、合羽(かっぱ)。語源を辿ればポルトガル語の“capa”へと行き着き、漢字の合羽は江戸時代から使われ始めた当て字なのだとか。外衣として珍重されてきた経緯もあるようですが、元来実用具としての意味合いが強いことから見た目の印象は洗練されていると言い難いものでした。その概念を大きく覆したのがNorwegian Rainの逸品です。2009年にブランドが発足し、スポーツウェアやアウトドア着に比肩する機能性を有しながら、初登場以降、目の肥えた業界人を驚かせたのはその都会的なデザインです。デザイナーのT-マイケル氏がテーラー畑の人間ということもあり、おおよそ雨具とは思えない都会的でスタイリッシュな趣が話題をさらいました。テーラリング技術を駆使したシルエットは細身でスマート。定番モデルのベーシックなシングルコートに落とし込まれた背後のボックスプリーツや、シャツを想起させるラウンドしたヘムラインなど、美しさに磨きをかけ、なおかつ着心地も留意したディテールワークがそこかしこに見て取れます。そのうえ、優れたウォーター・プルーフ、ブリザーブ・プルーフを完備し、透湿性の高いライナーのため蒸れの心配もほぼ皆無。しかも、表の生地は全てがリサイクル素材で、それを感じさせない上質な作りこそまさに同ブランドの真骨頂といえます。その類まれなるビジュアルと機能性は、雨具の新機軸と言っても差し支えないでしょう。そして、雨天時の心強いパートナーとしてこれからも君臨していくに違いありません。コート¥120,000(+TAX) [UNIT&GUEST] TEL 03-3710-3107

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