GLASS

LOBMEYR

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世界中を魅了するガラスの芸術

中世から20世紀初頭にかけて強烈な存在感を放ってきた“貴族中の貴族”、ハプスブルク家。自ら古代ローマの有力貴族だったユリウス一門の末裔を名乗り、政略結婚などを重ねた末に中部ヨーロッパで強大な勢力を誇ってきました。神聖ローマ帝国、スペイン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国などなど、数多の国の王や皇帝を輩出してきたことでも知られています。そんな名門中の名門から、1835年、皇帝御用達の称号を与えられたのがこちらのLOBMEYRです。1823年、創始者であるガラス職人のヨーゼフ・ロブマイヤーはウィーンにて小さなガラス店をオープンしました。当時のウィーンといえば、ハプスブルク家が君臨しヨーロッパの政治、経済、商業、芸術の中心地で、貴族たちの華々しい社交場でもありました。上質なクリスタルを扱っていた彼は、やがて多くの貴族たちに重用され、そして、ハプスブルク家の目に留まることとなったのです。その技術力と芸術性は、時を経た今でも色褪せることはありません。ご覧のようにこちらのグラスからもそれは見て取れます。優雅な趣にばかり目を奪われがちですが、LOBMEYRのグラスはカリ クリスタルを独自の割合で配合しているため、驚くほど軽く、薄く、しかも丈夫。その凜とした佇まいには、これまで格式高い場所を彩ってきた誇りと威厳が見て取れます。道具として、そしてひとつのアートとして超一流のグラス。そこに、私たちはいつまでも目を奪われ、そして心酔していくのです。グラス¥35,500 [ロブマイヤー・サロン・ロシナンテ] TEL 03-3423-4552

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