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MADISONBLUE

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ニューヨークの空気をまとったシャツ

N.Y.は実にユニークで刺激的な街。とめどなくジャンルレスに生まれてくる新たなカルチャーは、他の都市とは一線を画す独創性に満ち溢れています。重要なのは、大陸の文化をそのまま取り入れる上流階級の者たちではなく、労働者などの下層階級によって醸造されていったという点。19世紀には存在していた、現在のミュージカルの原型となる演劇は、その例といえます。20世紀に入ると、黒人街からハーレムルネッサンスが起き、ジャズやゴスペルなどが誕生。今のショービジネスの元となる音楽が数多く生まれました。産業革命によって増えた労働者へ向けた新たな文化も見逃せません。ラジオやテレビはその象徴で、出版や印刷、広告がさらなる拍車をかけました。それにより、様々な近代美術も発展を遂げていったのです。ファッションの分野のでも同じことを。ニューヨークから発信された、“ノームコア”なるトレンドはまだ記憶に新しいところでしょう。その空気を、このMADISONBLUEにも感じることができるのではないでしょうか。デザイナーは、80年代からスタイリストとして第一線で活躍し、雑誌のディレクションも手掛けてきた中山まり子氏。彼女のコレクションは、N.Y.へ初めて訪れた際に目にした景観や空気、自由を謳歌しつつも品のあるニューヨーカー、そしてマンハッタンなどからインスパイアされたものが並びます。こちらのシャツはもっとも代表的な一着。上質でありながら気楽に袖を通せる一枚は、カジュアルにもモードにもぴったり。凛としながらもどこかかわいらしい襟や、無駄なく美しいアーム、女性らしいラインを意識した見頃や裾など、スタイリストらしい観点から落とし込まれたパターンやディテールワークが常に私たちの心を躍らせてくれます。その高揚感は、これからもきっと失われることはないでしょう。ホワイトシャツ〈L〉¥24,000、サックスシャツ〈M〉¥31,000(+TAX) [MADISONBLIE HEAD STORE] TEL 03-5724-3339

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