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ViN

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このバッグに改めて思う革の美

気付けば、私たちの身の回りはたくさんの革製品で溢れています。洋服はもちろん、アクセサリーやベルトなどの小物、シューズ、そしてインテリアに細かな日用雑貨まで。時代が移り変わろうとも、革の美しさや便利さは常に私たちを魅了してきました。ただ、ひとえに革といっても種類は様々。中でもブライドルレザーは、古くから馬具用にも使われてきた特に馴染み深い革といえるかもしれません。牛革をナチュラルタンニンなめしという加工法で鞣し、蜜蝋や植物性油などのワックスをアイロンや手で塗り込んだそのレザーは、1000年以上も前に英国で誕生しました。表面に白く浮き上がるロウ(ブルーム)が特徴で、使うほどに徐々に取れ艶やかな光沢を放つのです。馬具で使われていたことからも分かるように、高い堅牢性を誇り縫製には高い技術を要することでも知られるシロモノ。そのレザーをひとりの職人が裁断から仕上げまでやってのけ、仕上げたのがViNのこちら。使用している革は、英国の名門タンナー、クレイトン社のブライドルレザー。3段階の調節が可能なショルダーバッグで、ちょっとした擦り傷や雨シミも、さっとひと吹きすれば自然に消滅します。フラップを開けば、中牛の革を植物たんにんなめしで鞣したヌメキップレザーの茶色い裏地がお目見え。表革とはまた異なった表情を楽しめるのもまたユニークです。英国の伝統と日本の技術が融合したバッグ。その質実かつ優美な趣に、わたしたちはまた、革の良さを再確認することでしょう。フラップショルダー¥43,200 [CLASKA Gallery & Shop “DO”本店] TEL_03-5773-9667

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