BROOM

棕櫚

BOOKMARK

我々の生活と共に歩んできた棕櫚の箒

棕櫚(シュロ)と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょう。おそらく、それを植物と認識している方は多くないのではないでしょうか。棕櫚(シュロ)とはヤシ科の樹木で、国内であれば九州南部を中心に広く温暖な土地によく見られます。枝はなく幹だけが真っ直ぐに伸びていて、頂点では四方に葉を広げ、幹は繊維状の細い毛で覆われています。そして、昔から我々日本人にとって非常に馴染み深い植物なのです。幹に映えた繊維は縄やタワシの原材料に、乾燥させた葉は帽子や敷物に、そして軸を残した葉はタコ糸などで縛ることで蝿タタキなどに加工されてきました。中でも、よく知られる道具が箒。繊細な毛にゴミが絡み付き、小さな埃やゴミも逃しません。しかも、静電気が発生しないため、毛先に詰まったゴミも難なく払い落とすことが可能です。そのうえ、耐久性は抜群で柔らかさい序盤は畳などの掃除に、摩耗してきたら玄関、そして最後は庭箒と、長きにわたり使用することができるのです。もちろん、フローリングでも問題なく機能。しなやかで強度のある毛先が、フローリングの床と摩擦することにより、木目の艶がさらに増すのです。こちらは、小回りのききやすい手箒。広いお部屋はもちろん、デスクまわりや狭い場所の掃除にも最適です。数百gという軽さも、扱いやすさを証明する要素のひとつ。その手軽さと実用性に、この箒に対する信頼は揺らぎません。5玉手箒¥4,000(+TAX) [CLASKA Gallery & Shop “DO”本店] TEL 03-3719-8124

TAGS:
 daily STANDARD一覧に戻る

pickup JOURNALS