COAT

HYKE

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伝統とモダンのさの融合の果てに...

御存知の方もいらっしゃるでしょうが、トレンチコートはミリタリーウェア。スロートラッチやエポーレット、ガンフラップといったディテールが、それを暗に伝えています。出自から、やはりメンズウェアとしての認識は強いかもしれませんが、レディにとっても凛々しさや大人っぽさをもたらすアウターとしてもはや定番。1985年に公開された映画、「トレンチコートの女」では、ストーリーのキーパーソンを演じたシャーロット・ランプリングの大人な着こなしに、クールでミステリアスな女性像を見ました。20世紀のヨーロッパを代表するセックスシンボルとも言われるブリジット・バルドーもまた、トレンチコートを颯爽と着こなしたひとり。まさに、ウィメンズファッションの歴史において欠かすことのできないアイテムといえますが、HYKEのトレンチコートには、これまでの伝統がそこはかとなく顔をのぞかせます。スタートは2013年秋冬。“HERITAGE AND REVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)”というコンセプトからも想像できるように、コレクションのベースはファッションの歴史に基づくものです。各所に配されたトレンチコート“らしい”ディテールからもその意志を読み解くことができるでしょう。生地は、コットンとポリエステルを混成させた高密度なサージ織り。そこへ撥水加工を施しているため雨天時も臆することなく袖を通せます。ポリエステル混ですからシワになりにくく、縫製糸も全体に馴染ませながらエレガントな魅力を引き出すべく細番手を使用。運針の間隔も極力狭くしています。取り外しのできるライナーは、ロングシーズンの活躍を期待させる意匠といえるでしょう。凛々しい佇まいにして、生地やディテールなど、現代的アプローチも試みたこちらは、少女が淑女へとステップアップしていく中で手にするアイテムとして、私たちをこれからも魅了することでしょう。トレンチコート¥75,000(+TAX) [ボウルズ] TEL 03-3780-1239

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