KNIT

WRAPINKNOT

BOOKMARK

新潟の職人が紡ぐ糸と伝統

現在、アパレル産業における国産比率は10%にも届きません。日本製にこだわるブランドが徐々に増え、世界からジャパンメイドが称賛される昨今、数値の低さは意外に思われるかもしれませんが、やはり生産の拠点をアジアに置いているブランドや企業がほとんど。より低価格で品物を手に入れやすくなった利点もあり一概にネガティブな要素とも言いきれませんが、食の自給率低下に伴う国力の脆弱化が危惧されている今となっては、心配の種とも言えるでしょう。だからこそ、日本で生まれ、日本に生きる我々が、改めて日本のモノ作りを見つめ、気付き、発信、継承していかなければいけません。例えば、新潟県五泉市のニット産業。五泉市の由来は、その名の通り市内を流れる5つの河川からきています。昔から豊かな水の恩恵を受け、織物産業が同地で発展してきました。繊維業の興隆による下地により、ニット業においても全国を代表するほどに成長を遂げてきたのです。WRAPINKNOTを製作するUMEDA KNITもまた、同地で50年以上もの長きにわたり糸を編み続ける代表的なニットファクトリー。このアイテムからは、職人たちの技術や情熱、歴史が感じられるのです。風合いとタッチの良さをしっかりと残しながら、コットンとポリエステルを接結編み。文字通り重ね合わせることで独特なハリ感を演出しています。プルオーバー型でざっくりとしたシルエットだけに、気軽に袖を通せるのもリラックス感を促す要因。しかも、爽やかなバイカラーデザインは全体を軽やかに見せてくれます。見た目はいたってコンテンポラリーなニットですが、その奥に脈々と流れるのは後世に引き継ぐべき尊い伝統。だからこそ、我々はこのアイテムに強く惹き付けられるのです。ニット¥26,000(+TAX) [HEMT PR]TEL 03-6427-1030

TAGS:
 daily STANDARD一覧に戻る

pickup JOURNALS