MA-1

BUZZ RICKSON’S

BOOKMARK

男のロマンをこの一着に込めて

女性にはなかなか伝わりづらいかもしれませんが、男には、アイテムを通して過去へとトリップしながら時代背景やちょっとしたエピソードにほくそ笑む習性があります。若かりし頃の憧れも拍車をかける要因といえるでしょう。現実と日々葛藤しながら、胸の奥にしまい込んだ想いを解き放つ“カギ”を、男たちはいつまでも愛し続けるのです。BUZZ RICKSON’SのMA-1もまたそんなアイテムのひとつ。1957年に登場し、1976年にCWU-45Pが登場するまで、アメリカ空軍兵から絶大な支持を得ていたMA-1。レシプロ機からジェット機へと戦闘機が様変わりするにつれ、フライトジャケットもレザーからコットン、さらにはナイロンへ、そして中綿にウールパイルを取り入れるなど進化を遂げてきました。さらには、ヘルメットの形状変化と共にムートン襟を排除した点も特筆すべきところといえるでしょう。機能を追求しながら無駄を省いた一着は、その後ファッションシーンにおいても多大な影響を与え、BUZZ RICKSON’Sはその中心的役割を担いました。こちらは、当時絶大な支持を獲得していたモデルのリプロダクト版。表地を正確に再現し、インターライニングのウールとコットンの混率や、アーム部のペンポケット内部に配したペンキャップなど、忠実性は細部にまでいたります。そのうえ、ファスナーは後期型のクラウン オートロック式の10号サイズを採用するなど、さり気ないアップデイトを試みているところがミソ。丸みを帯びたシルエットや太めのアームもまた懐かしさを助長するポイントといえるでしょう。アメリカへの憧れ、大空への憧れ、往年の名アクターへの憧れと、袖を通す理由は人それぞれでしょうが、この“キング オブ フライトジャケット”は、いつの時代も男たちのマスターピースとして存在し続けるのです。MA-1¥42,000(+TAX) [BEAMS HARAJUKU] TEL 03-3470-3947

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