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MAISON KITSUNÉ

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素材力とさり気ないエスプリが紡ぐニュークラシック

古典的技術や文化の継承は、重要なテーマとして昨今よくあげられています。ただ、そればかりに固執してはただただ色褪せていくばかり。時の流れを受け入れながら、取り入れ発展させていくことこそが理想的な継承といえるのではないでしょうか。故中村勘三郎氏は、海外公演を通して歌舞伎を世界へ発信していくと共に、古典歌舞伎の新解釈版や新作歌舞伎に取り組み新境地を開拓しました。陶器や竹細工など、日本各地に根付いた民芸品は、伝統的技術を伝えながらモダンに進化を遂げ各方面から注目を浴びています。そして、MAISON KITSUNÉのアイテムからも、それはヒシヒシと伝わってくるのではないでしょうか。2001年、ジルダ・ロアエックと黒木理也のタッグによって誕生したMAISON KITSUNÉが目指すもの、それは“ニュークラシック”。ファッションという画一的な視点からではなく、建築を専攻していた黒木氏、音楽のフィールドで活躍するジルダ氏の視点から生み出されるアイテムは、単に奇をてらうのではない、懐かしくも新しいコレクションです。その根幹にあるのは、イタリア、日本、フランスから選りすぐった素材を用い、スタイルやディテールにこだわる徹底したモノ作りへの意志。こちらのニットには、それらが凝縮されているといえます。上質なメリノウールで仕上げた生地は、ふっくらとしたタッチはもちろんのこと、繊維が細く長いため、ピーリングが起きにくいのが特徴。プレーンなクルーネックのデザインはどのスタイルとも相性が良く、美しい趣は品の良さを醸し出します。胸元のワンポイントデザインも、彼ららしいさり気ない遊び心を表現した意匠。そのマインドとスタンスは、新たな伝統として日常に深く溶け込んでいくことでしょう。ニット各¥34,000(+TAX) [メゾン キツネ カスタマーセンター]TEL 0120-667-588

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