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PRAS

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“ジャパニズムプロダクト”の今を見る

過去の名品が現代的アプローチによって今に蘇る好例を、誰もが目にしてきたことでしょう。そのたびに、紡がれてきた時代の重みと伝統の継承における重要性を感じずにはいられません。大切なのは、維持ではなく発展。停滞させることなく、時代の変化を取り込みながら新たな歴史を作っていくことに意義があるのではないでしょうか。PRASのスニーカーに足を通せば、誰もがそんな印象を抱くはずです。PRASは岡山発祥の新進気鋭ブランド。こちらのスニーカーは、国産帆布の70%を占める岡山で生産された児島帆布を使用し、製作を日本有数のスニーカーの街、久留米で生産しています。ヴァルカナイズド製法を採用し取り付けられたラバーのソールは、優れた耐久性と歩行をサポートする柔軟性がウリ。底がはがれにくく型崩れもしにくいのが特徴です。しかし、その製法を高い水準で実践するには技術と労力が必要で、国内でも作れる場所はごくわずかとなっているのが現状。それでもなお、日本のモノ作りの素晴らしさを伝えるべく採用しているのです。アッパーの素材である帆布も同様。帆布はデニムと並ぶ岡山県児島が誇る質の高い生地で知られています。糸を撚るところからこだわりをもって始められたこちらの生地は、PRAS独自のオリジナル。その屈強さ、快適性は履くほどに感じてもらえるはずです。バリエーションも、通常のレースアップタイプとスリッポンタイプの全2型のみ。ご覧のように無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、様々なスタイルにもすんなりと溶け込んでくれることでしょう。そんな日本の伝統と技術、そして“今”を知ることができる一足に、我々は日本人としての誇りを感じずにはいられません。スニーカー¥12,800

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