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TOWN CRAFT

BOOKMARK

アメリカを代表するプライベートブランドの先駆け

今や様々な手段を通して時々のニーズや時代性を切り取ること、知ることができますが、昔はそうはいきません。そこで大切にしたのが現場の生の声。エンドユーザーとより身近に接することのできるショップの存在は当時から非常に大切だったのではと、TOWN CRAFTのアイテムからも推測できるのではないでしょうか。同ブランドが誕生したのは1927年。いまやアメリカで1000を超える店舗を展開しているショップ、J.C.ペニーのプライベートブランドとしてでした。同店は、シアーズ、モンゴメリーワードと合わせ、通称“ストア系”と呼ばれますが、他社と異なり店舗販売からスタート。今でいうセレクトショップです。そして、数多くのブランドを扱う傍ら、プライベートブランドの製作・販売にも着手。その代表的なブランドこそTOWN CRAFTなのです。ワークレーベルではあったものの、そのコレクションは当時のアメリカのトレンドや遊び心を取り入れたものが多く、現在の洋服デザインにも大きな影響を与えました。しかし、多くの人々に高い支持を得てきた同ブランドも、その後やむなく消滅の憂き目にあいます。ですが、茅ヶ崎を拠点にリアルなアメリカンカルチャーを体現するブランド、サニースポーツのディレクター、北原信也氏の手により2007年に見事復活。往年の名品が再び日の目を浴びることとなったのです。例えばこちらのシャツ。タグには1960~70年代に見られたTOWN CRAFTタグを採用。サイドシームの末端に見られる糸の始末、裾付近にスタンプで押された洗濯方法の印刷表記など、当時を思わせる意匠を落とし込んだ一着は、ヴィンテージ好きの大人にとって垂涎の一着。適度な厚みのあるオックスフォード生地は丈夫で、着るほどに体へと馴染んでいきます。アメリカンカルチャーから多くの恩恵を得た大人たちにとって、この一着がもたらすものは決して小さくないでしょう。そして、有無を言わさず多くの大人のワードローブに収まることは確実です。オックスシャツ¥9,200、ストライプオックスシャツ¥9,500 [SUNY INC] TEL 03-6277-1632

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