POTTERY

so many years

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フランスの感性とアジアの文化の崇高なる融合

“豊かな暮らし”とはどのようなもので、実現するために何が必要なのでしょう。その根底を成す要因は、例えば裕福であること、便利さ、健やかさなど様々考えられます。人それぞれで基準は異なるため、特定の答えはなく、むしろ全てが正解とも言えます。ただ、so many yearsのアイテムに触れ合えば答えのひとつが見つかるかもしれません。 “HAVE A GOOD LIF”をテーマに、国内外より生活を豊かにするアイテムをセレクトし、衣食住をトータルでサポートするショップ、so many years。様々なアイテムが軒を連ねる中、特筆すべきはこちらの陶器。中国と地中海世界を結ぶシルクロードにより魅力的な文化が誕生したように、こちらも東洋と西洋の感性が見事に共鳴した逸品といえます。作り手は、30年以上のキャリアを誇るフランス人陶芸家のフランソワ・ジャルロフ。この陶器は、ヨーロッパ、日本、中国などを旅して出会った西洋食器や天目茶碗などのエッセンスを落とし込み、ベトナム北部に位置する陶芸文化を色濃く残した村で丹念に作られています。当地にある良質な土と釉薬を使い、1300°という高温で製作。全てが手作業のため、ひとつひとつの作品によって釉薬の出方が異なり、ふたつとない表情が生み出されるのも魅力の一因でしょう。各々が放つ多彩な表情にはフランス人ならではのエスプリが垣間見え、我々の目をいっそう楽しませてくれます。また、素材、製法の妙によりどのアイテムも吸水性が低く丈夫なため、電子レンジでの使用や、食器洗浄機で洗うことも可能。普段の生活にすんなりと馴染んでくれるはずです。東西の文化の融合が生んだ優雅でありながら素朴な一面ものぞかせる逸品。こちらが食卓に並ぶだけでも心に豊かさを感じることができるでしょう。その幸せな感覚は、時が移り変わろうとも決して変わることはないのです。

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