KITCHEN KNIFE

旬の包丁

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最高の味を提供する和の伝統と最先端技術の結晶

今では技術の進歩により、季節を問わず様々な食材を味わうことができます。とはいえ、かねてより日本の食文化で大切にされてきたものといえば、それは何と言っても季節感。四季折々の美しさに秀でた日本にとって、“旬”は美味しくいただくための最高のスパイスといえるでしょう。初鰹のように季節を先取りする“走り”、落ち鮎といった翌年まで食べられなくなる直前の“名残”はその典型で、「走り、旬、名残」にこそ、日本食文化の真髄は隠されていると言え、味はもちろん、趣深さや情緒が時代を問わず私たちを楽しませてくれます。その伝統に立ち返り、存分に堪能するべく生み出されたもの、それが旬の包丁なのです。岐阜県関市といえば、言わずと知れた日本を代表する刃物の街。そこで創業100年を超える老舗、貝印が最先端の技術と融合し生み出した一本がこちら。高炭素・高硬度が特徴で、鋭い切れ味を長時間保つ刃物鋼、VG-MAXを使用しているため、切断抵抗が少なく、食材の組織を傷めることなく自然な切れ味を演出します。異なる硬さのステンレスをミックスすることで33の構造が生まれ、ご覧のように生まれるダマスカス模様が美しく、持ち手は強度に優れた積層強化木(パーカウッド)を採用。“D型”にシェイプされているため、持ちやすく手に程よくフィットします。こちらの一本が、きっと和食の本当の魅力を再度思い出させてくれることでしょう。その都度、私たちはこの包丁に敬意を持たずにはいられないのです。

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