WORK SHIRTS

BIG YANK

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男心を永遠にくすぐり続けるワークウェア

ワークウェアは、そもそも“作業着”として生まれただけに、気軽に袖を通せてそのうえ丈夫。特有の無頼な趣がなんとも言えない魅力を放っています。そして、ジーンズ同様長い時を経ながら今ではメンズカジュアルの基本に。メゾンブランドのコレクションにも、その背景がうかがえるアイテムを目にすることができます。特にアメリカ製のそれは、ディテールの違いから当時の時代性が現れ、希少性や楽しさを味わうことでできるでしょう。その代表的なブランドといえばBIG YANK。1919年、シカゴに居を構えるReliance社が、ヘビーワーカーズのウェアブランドとして誕生させました。設立当初から、独創的なディテールを備えた作業着として人気を呼び、高い品質を求めながら周囲のワークウェアブランドと差別化を図った稀有な存在です。通称“ガチャポケ(山ポケ)”と呼ばれるコンビニエントポケットといった代表的意匠で、特許も取得した有能なディテール。それを備えたシャンブレーシャツは同社の“顔”ともいえる存在といえるでしょう。1920年代の菊穴や二枚袖が特徴といえるもっともクラシックなタイプや、袖の内側に共布を潜ませたストームカフ仕様の1930年代のもの、左胸の刻印ボタンが印象的な1940年代のアイテムなど、年代によって様々な表情を見せてくれるのも我々にとってはたまらないポイント。その利便性や質、シンプルな表情を持ち合わせる“オトコ”シャツは、今後も我々のワードローブに鎮座していることでしょう。

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