PARKA

MIGHTY-MAC

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全米最古の港町から生まれた愛すべき洋服

岡山県のデニム、岩手県の南部鉄器、石川県の加賀友禅...。その土地に根付き、発展しながらその伝統を今に伝えるモノたちには、風格と愛くるしさを感じます。それは、これまでの長い歴史、唯一無二の技術、優雅な様がそう思わせるのかもしれません。それは何も日本だけではないでしょう。英国ノーザンプトンの革靴、ドイツの自動車、スイスの時計、職人たちのストイックなモノ作りの姿勢がひとつの文化となり、世界中から賞賛と愛情を注がれる対象となるのです。その点でいえば、1908年に誕生したMIGHTY-MACもまたしかり。全米最古の港町として知られるマサチューセッツ州グロスター。同地は、セーリングが盛んな町でもありました。当時から富裕層が戯れるスポーツとして知られていましたが、彼らが身に着けていたモノこそこのMIGHTY-MACのアイテム。審美眼に長け、ファッションにうるさい彼らでしたが、上質な素材を惜し気もなく使い、新鮮な生地を率先して取り入れ仕上げられるアイテムに、誰もが共感したといいます。随所に凝ったディテールは、感度の高い彼らをさらに高揚させました。それらの血統がこのアイテムからもうかがえるかと。こちらのARO(ALL ROND OUTERWEAR)シリーズの中の一着は、ヨットパーカのまさに代名詞と言える存在。ポリエステルコットンに強撥水をかけたRace Clothと呼ばれる生地はブランドの象徴とも言えるでしょう。気品を備えながらも頼り甲斐があるウェアは、100年以上の時を超えてもまだ、私たちを魅了し続けるのです。

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