HAT

Borsalino

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イタリアンクラフツマンシップの粋

様々諸説はありますが、ハットの誕生は18世紀中頃と言われています。パナマハットの起源にいたっては、14世紀とも。以降、ホンブルグやボーラー、ソフトと、時代の変遷とともにハットはバリエーションを増やし、上流階級者の嗜みとして、またファッションのアイコンとして広く浸透してきました。英国の名門、イートン校ではシルクハットを正装の一環として取り入れていたと聞きます。中でもトップハットは古くから親しまれてきた代表作で、その誕生は英国や中国とも。一説にはイタリアのフィレンツェで考案されたとの説もまことしやかに囁かれてはいますが、Borsalinoのそれを見れば、イタリア誕生説に誰もが一票を投じるかもしれません。160年以上の歴史をもち、創業当時の製法を継続し作られているイタリアを代表するブランド、Borsalino。1900年代初頭に用いられた機器や木製型は、現在もなお帽子作りのためにいかされています。そして、モノ作りへの執念とも呼べるほどのこだわりに、多くの著名人がこれまで多大な恩恵を受けてきました。素材の上質さは群を抜き、ラビットファーから、世界でもっとも貴重かつ価値があると絶賛される、ニュージーランド産赤鹿の“セルベット”にいたるまで妥協は一切ありません。美しく洗練されたフォルムからは、1857年、創業者のジュゼッペ・ボルサリーノがアレッサンドリアに、フェルト帽の芸術的職人だけを集めたというブランド背景をうかがい知ることができるでしょう。何より我々を強く引き付けるのは、長き伝統と歴史を感じさせない革新性ではないでしょうか。こちらのアイテムもその象徴と言えるかもしれません。これまで形を固定したハードな帽子が紳士帽子としては主流でしたが、それを柔らかいまま発表したのはこちらの名門と言われています。伝統と革新、その両輪こそイタリアが誇る職人気質のBorsalinoの魅力。それがある限り、私たちの頭の上で永遠に生き続けることでしょう。¥65,000(+TAX) [銀座トラヤ帽子店] TEL 03-3535-5201

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