CUT&SEWN

SAINT JAMES

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フレンチカジュアルの系譜を紡ぐボーダー

こちらが日本へ初上陸を果たしたのは、いまからおおよそ30年前。それから私たちは、このボーダーにフランスの海と息吹を感じながら何シーズンにも渡って袖を通してきました。フランスのノルマンディー地方にあるセントジェームス市の名をブランド名に冠し、100年以上の歴史を紡いできたこちら。同地では、肥えた土壌に生える牧草を食べて育った羊の上質な羊毛から、漁師や船乗りたちの仕事着であるマリンセーターを作り続けてきました。それが、SAINT JAMESシャツの原型と言われています。そして、一躍ブランドを檜舞台へと押し上げたのが何を隠そうこのバスクシャツに他なりません。奇才、パブロ・ピカソも袖を通したとされるこちら。そのボーダー柄は、当初、視界の悪い海洋上でも見分けがつくようにとの配慮から生まれたものでした。無地は船長、ボーダーは船員というように、階級によって着用するアイテムを振り分けていたのです。そして、OUESSANT(ウエッソン)、PIRIAC(ピリアック)といったモデル名は、ノルマンディー沖に点在する島の名前に由来しているのだとか。それから時を経て、ファッションアイテムとして見直され、やがては南仏のリゾート地でバカンスを楽しむセレブ達のアイコンとなっていきました。そして今もなお、ひとつひとつの素材にこだわりながら、伝統的な手法を駆使しアイテムを作り続けています。時代に左右されない普遍的デザインとその確かなこだわりは、今もなお私たちの心を掴んで離しません。¥10,000 [SAINT JAMES] TEL 03-3464-7123

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