CHAIR

Herman Miller

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二人のデザイナーが示した椅子のあるべき姿を

オフィス内での事務作業は、たとえチェアに座りながらでも骨が折れるもの。手を休め背伸びをしながらコリをほぐす、なんて行為は日常茶飯事でしょう。ただ、果たしてそれは仕事だけが原因なのでしょうか。ひょっとすると、あなたが腰かけているチェアにも問題があるかもしれません。その答えは、この名作だけが知っています。1900年代初頭に誕生したHerman Miller社ですが、20世紀半ばにはモダンな家具の代名詞として知られるようになりました。そして、これまでにない革新的なチェアの製作に乗り出したのです。白羽の矢が立ったのは、ドン・チャドウィックとビル・スタンフという二人のデザイナー。彼らはチェアが人にとってどうあるべきかを考え、高齢者施設へ足を運び意見を請い最終的な結論に達します。それは、座るという役割を果たす以上のものでなければならないこと、可能な限り簡単かつ自然に動き、調節も容易であること、そして地球環境に害を成してはならないということ。それらすべてをフォローしたチェアこそ、このアーロンチェアなのです。

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