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木屋

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222年もの伝統と名工の技が生み出した傑作

映画の名作に名脇役は欠かせませんが、それは料理においても共通して言えること。刺身にわさびしかり、焼魚に大根おろししかり、主菜の脇に置かれた薬味の重要性を、これまでに多くの方々が実感してきたことでしょう。その薬味に“違い”を与えるのは何も素材自身のもつポテンシャルだけではありません。それを調理する道具ひとつをとっても雲泥の差を生むのです。そして、この木屋のおろし器がそれを教えてくれるでしょう。日本橋にある同社の創業は1792年。それから222年のもの間、刃物を中心に日本の家庭を陰ながら支えてきました。その代表格であるこちらは純粋な銅製で、ベテランの職人がタガネを使い丹念に作り上げたもの。機械目立てと異なり刃は鋭く不規則なため、大根の旨味を逃すことなく、まるで粉雪のような口当たりの良いおろしを生み出します。その裏側にある細かい目の刃は薬味をおろす際に効果的で、そんな目立たないところにも職人の技が行き届いているのです。このおろし器は、日本食の粋だけでなく、伝統文化の素晴らしさをもきっと気付かせてくれることでしょう。¥7,560

[日本橋 木屋] TEL 03-3241-0110

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