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Dec.10.2015
65 KIMIAKI ETO
江藤公昭さんがコレクションする様々なオブジェ
写真:竹内一将 文:野村優歩
BOOKMARK

「気が付くとたくさんのオブジェに囲まれていました」。と話すのは、PAPIER LABO.のディレクターである江藤公昭氏。印刷やデザインなどの紙にまつわるプロダクトを取り扱うコンセプトストアを経営する彼には、理由もなくどうしても集めてしまうコレクションがあるという。
「ランドスケーププロダクツに居た頃に社長と一緒によく骨董市へ行っていて、そこでモノを見る目を鍛える意味でも買ってみないとわからないと言われていました。それからですね、こうした買う癖がついてきたのは」。もともとコレクション癖はあったものの、自身のクリエイションやモノを見る基準など、その全ての基盤はランドスケーププロダクツ代表の中原氏の存在が大きいのだという。「アーティストの作る美しい作品も、道端に落ちていそうな一見ガラクタのようなオブジェも同じような感覚で手にとっています」作り手の意図が汲み取れなくともなぜだか惹かれてしまうモノには、僕の中で趣向の共通性があったりして、それがまた新しい発見でしたね」。実用性があるわけでもなく、観賞用のアートピースともまた違う。出会いやそのストーリーから紡がれる価値を求める江藤氏の男心をくすぐる5つの小さなオブジェとその出会いについて話してもらった。
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