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Branding Director|
Nov.25.2015
64 HARUMI FUKUDA
福田春美さんが毎日使う用美としての台所道具
写真:竹内一将 文:野村優歩
BOOKMARK

誰もが生活をする中で毎日必ず使用する道具がある。そんな身近な存在から自身のスタンダートとなる名品を選んでくれたのは、ブランディング ディレクターとして数々のブランドやショップを手掛けてきた福田春美さん。ファッションからライフスタイルまで幅広い分野を自在に行き来する彼女が選んだプロダクトは、毎日使えば使うほど伝わってくる用美を兼ね備え、生活にしっかりと寄り添う台所道具だった。
「幼い頃から食へのこだわりが強い家庭だったのもあるのですが、父親が器のコレクターをしていたこともあり、常に台所用品などの日用品に囲まれて生活していたんです。自分自身ももちろん料理をすることや食との触れ合いにはこだわりがある方なので、毎日使う道具は本当に良いものを選びたいなと思っていましたね」。そう話す福田さんは、気の知れた友人たちをご自宅に招いて手料理を振舞ったり、食にまつわるイベントなども数多く手掛けているという。そんな福田さんにとって台所道具はもはや生活の一部となっているのだ。「毎日必ずお水場(台所)に立つので、私自身が使いやすいなと思えるものを厳選しています。毎日使うものって不思議と心地良い曲線とやさしい印象があるんです。そうした用美としての共通点と理にかなった使いやすさが私の中での名品と呼べる所以になっているのかもしれないですね」。衣食住に精通したライフワークを持つ福田さんだからこそ、伝えることのできる名品達。誰もが身近に、そして日常使いするものだからこそ、良いものを使いたいのだという。そんな福田さんのスタンダードと呼ぶに相応しい5品の台所道具について訊いてみた。
「幼い頃から食へのこだわりが強い家庭だったのもあるのですが、父親が器のコレクターをしていたこともあり、常に台所用品などの日用品に囲まれて生活していたんです。自分自身ももちろん料理をすることや食との触れ合いにはこだわりがある方なので、毎日使う道具は本当に良いものを選びたいなと思っていましたね」。そう話す福田さんは、気の知れた友人たちをご自宅に招いて手料理を振舞ったり、食にまつわるイベントなども数多く手掛けているという。そんな福田さんにとって台所道具はもはや生活の一部となっているのだ。「毎日必ずお水場(台所)に立つので、私自身が使いやすいなと思えるものを厳選しています。毎日使うものって不思議と心地良い曲線とやさしい印象があるんです。そうした用美としての共通点と理にかなった使いやすさが私の中での名品と呼べる所以になっているのかもしれないですね」。衣食住に精通したライフワークを持つ福田さんだからこそ、伝えることのできる名品達。誰もが身近に、そして日常使いするものだからこそ、良いものを使いたいのだという。そんな福田さんのスタンダードと呼ぶに相応しい5品の台所道具について訊いてみた。
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