63 TORU UKON

右近亨さんが偏愛するオールデンのコードバン

写真:竹内一将 文:野村優歩
BOOKMARK
右近亨さんが偏愛するオールデンのコードバン
「オールデンは大学生だった頃から憧れのレザーシューズだった」。と語るのは、Them magazineの編集長を務める右近 亨氏。ファッション誌を中心にこれまで数多くの雑誌編集に携わってきた彼にとってスタンダードな一足とは、いつまでも色褪せぬ憧れのその逸品なのだという。

「学生時代、当時ビームスに在籍していた栗野さんから良くオールデンのコートバンを勧められていたんです。ですが、当然学生の身分で買えるような代物ではなく、なかなか手が届きませんでした。また僕自身も当初は、クロケット&ジョーンズやチャーチなどのイギリス製のモノを好む傾向があり、実際に履き始めたのは40代の頃からでした」。これまではイギリスメイドの革靴を履くことが多かった右近氏がオールデンへと移行したのは、海外出張が一つのきっかけであったという。「雑誌の撮影などでアメリカへ行くようになってから、現地のセレクトショップなどへ行くと、信じ難いことにオールデンが日本円で5万円くらいで売っているんですよ。その頃は空前の円安時期で日本でも10万円以上していましたし、買わなきゃ損だとばかりにアメリカへ行くたびに買っていましたね」。気がつけば今では10足以上になる右近氏のオールデン コートバンのコレクション。その中から右近氏のスタンダードと呼べる、厳選された5足のモデルとそのエピソードを訊いてみた。

about him

Editorial Chief
右近 亨

1958年北海道生まれ。フリーランスのエディター、ライター、放送作家を経て、2012年5月から『月刊EXILE』(LDH)のディレクターに就任。2014年1月に出版・編集制作会社Rightersを立ち上げ、同年3月にはメンズファッション誌『Them magazine』を創刊。編集長となる。 www.themmagazine.net


FOLLOW US

pickup JOURNALS