日常に彩りをあたえるストアガイド

PROD good goods

写真:TRVS 文:編集部
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PROD good goods

心地よい光が差し込む、古き良き佇まいの洋品店

「お店の大きい小さいはあっても、スタンスは変わりません」。目黒川を背にした静かな住宅街。一面ガラス張りのエントランスから心地よい光が差し込み、ヴィンテージの什器に並べられたプロダクトが静かに、しかし確かに主張する。

《PHIGVEL(フィグベル)》は2003年に始動した。アメリカンカジュアルやワーク、ミリタリーウエアなどに見られる質実さと無骨さ、そして機能美を服作りのベースとしながら、現代的なパターンや素材使いで表現されたコレクションを特徴とするブランドだ。これまで千駄ヶ谷にあったショップをこの場所に移したのは、昨年11月のこと。

「実はもう2、3年ずっと新しい場所を探していたんです。千駄ヶ谷のお店はキャパが小さかったこともあって、アイテムや世界観を見せきれない部分があった。街の空気感が好きだったので、中目黒で探したんですが、なかなか見つからず、場所の縛りを無くして探し始めていた時に偶然見つけたんです。一度見てすぐに決めましたね」。ブランドのディレクターを務める東野英樹さんは移転の理由をこう話す。

「一度見てすぐ決めた」という訳は、目黒川沿いという好立地に加え、事務所と店舗の双方を構えるという希望を満たしていたから。お店の面積が広がったことで、ブランドとしての活動の幅をより明確に打ち出せるようになったという。

「以前は結構来づらい場所にあったと思うんです。でも、ここだと、これまで来てくれていた方はもちろん、今まで来る機会のなかった方たちにも立ち寄ってもらえる。それは色々なジャンルの人が集う中目黒だからこそだと思うんです。お店とアトリエの距離が無くなったことで、現場の声もダイレクトに感じれるし、より一つのチームとして意思疎通ができるようになりました。洋服はもちろんですが、お店の空間やディスプレイっていう広い部分でブランドらしさを多くの人に感じてもらえるようになったと思います」

意外にも、ここはブランドのオンリーショップという位置づけではないそう。「ようやく世界観を表現できる場所ができたので、これからは洋服に限らず、自分たちが好きなものを幅広く提案していきたいですね。セレクトや買い付けにもトライしていけたらと思っています。ただ、お店が大きくなったからと言っても歩幅は変えず、今まで同様、自分たちのスタンスで一歩ずつ進んでいきたいと思っています」

PHIGVELのデニムパンツ¥23,760(写真中)/レザーシューズ¥62,640(写真下)

PROD good goods
東京都目黒区青葉台2-17-10
OPEN 12:00-20:00 ※水曜定休
TEL 03-6427-8345
www.phigvelers.com


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