日常に彩りをあたえるストアガイド

SWITCH COFFEE

写真:TRVS 文:神田春樹
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SWITCH COFFEE

良質なコーヒーとローカルコミュニティ

東京・目黒駅から歩くこと7〜8分。コーヒースタンドとしては決して好立地とは言えない住宅街に『SWITCH COFFEE(スイッチコーヒー)』はある。ある時はコーヒー好きが集い、またある時は近隣の住民の憩いの場として独自のコミュニティを形成する同店。立ち上げたのは、オーストラリア・メルボルンのローカルなコーヒーカルチャーを体験した大西正紘さん。

オーナーを務める大西正紘さん(写真上)注文を受けてから一杯ずつハンドドリップで提供している(写真下)

「両親がコーヒー好きだったので、朝食の席に自然とコーヒーがある家庭でした。何か特別なきっかけがあったというよりは、日常生活の中で自然と飲むようになったという感じ」。そう話す大西さんは、幼い頃から慣れ親しんだコーヒーを通してさまざまな人々と触れ合い、さらに広い世界を見たいと大学卒業後、オーストラリア・メルボルンへ渡豪。帰国後、スペシャリティコーヒーの名店として知られる福岡の『ハニー珈琲』での修行期間を経て、2013年10月に『SWITCH COFFEE』をオープンさせた。美味しいコーヒーを提供するスタンドがごく身近にあって、老若男女問わずひとつの空間に集うメルボルンのコーヒースタンド。そんな居心地の良いお店作りを東京・目黒の地で追求している。

「東京のなかでも独特の空気感がある目黒というエリアをベースに、気取らないけれど質の高いコーヒーを継続的に楽しめる環境を作っていきたいんです。もちろん、提供するコーヒーが美味しいことが大前提。産地の農園主から直接買い付けされた、良質なコーヒー豆だけを使用し、それぞれの豆の良い部分が最も発揮されるように、焙煎毎に味のチェックを欠かしません」。同店では、原料の選定から焙煎、抽出のプロセスまでをすべて自社で行っているのが特徴。提供するコーヒーができるまでの全過程を自身の目で確かめることで、常にクオリティを保っているという。

良質なコーヒーを通して、その周りに新たなカルチャーが生まれる。単なる飲み物としてだけではない魅力を持ったコーヒーとの出会いは、日々の生活にゆとりを与えてくれるかもしれません。

SWITCH COFFEE TOKYO
東京都目黒区目黒1-17-23
OPEN 10:00-19:00
www.switchcoffeetokyo.com


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