日常に彩りをあたえるストアガイド

PADDLERS COFFEE

写真:TRVS 文:野村優歩
BOOKMARK
PADDLERS COFFEE

新天地で始まる、PADDLERS COFFEE本店

都会の喧騒を少しだけ忘れさせてくれる、渋谷区西原。代々木上原駅と幡ヶ谷駅の狭間にあるこのエリアは、渋谷区でありながら地域にしっかりと根付いた商店街があり、街並み同様に温かみのある人達で溢れている。最近では、セレクトショップやこだわりのある飲食店が相次いでオープンするなど人気のエリアとしても話題だ。そんな場所で新店舗の出店を構想していた『PADDLERS COFFEE(パドラーズ コーヒー)』のオーナーである松島さん。本店と銘打った旗艦店がこの地を拠点に始まる。

西原商店街の少しはずれに位置するお店にたどり着くと、すぐに目に飛び込んでくる大きな桜の木と広々としたウッドのテラス席。晴れの日にも周りを囲う木々を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。真鍮、ウォルナット、ホワイトオークから構成されるウッドを基調とした店内は、窓から差し込む自然光が優しく澄んだ空間を演出してくれている。「ここに置いてあるもののほとんどがポートランドから直接仕入れたものや仲間にオーダーメイドで作ってもらった、本当にこだわりのあるものばかりなんです」

バリスタのスタッフとして働くイアンさん

今年1月に1号店となる神宮前にある店舗を取材した同店。その時から本店となるお店づくりのイメージはあったのだと言う。「もともとは一般住居だったこの場所に決めたのは、住んでいたオーナー様を知り合いに紹介してもらったことからだったんです。なかなかいい物件が見つからず1年半近く探していたんですが、この物件に出会ったときはここだ! と思いましたね。様々な条件が揃っていたんですけど、実は最終的な決め手は表の入り口にある桜の木だったりもするんですよね」

花瓶やマグカップなどの陶器はニューヨークのセラミックアーティストのShino Takeda氏によるもの

『MOBLEY WORKS』による特注の家具

エースホテルのオーナーが所有していたものを一目惚れし、購入したというカウンター前のテーブル

『STUMPTOWN COFFEE ROASTERS』の豆を国内で唯一取り扱っている同店のメニューは新たにエスプレッソドリンクを提供。本店ならではの特徴としては、同じく西原エリアにある『カタネベーカリー』による焼き菓子などフードにもちからを入れている。入り口左手に設置されたスペースでは不定期でポップアップストアやワークショップ、アートの展示などを行っていく予定だと話す。「コーヒーとあう別の要素も楽しめる空間を作れたらいいなと思っていたので、これからも様々な人が集える場として繋がりを大切にしていきたいですね」

共同代表である加藤さん特製のラテアートが施されたラテ ¥550

『STUMPTOWN COFFEE ROASTERS』の豆を存分に楽しめるプレスコーヒー¥500

購入することも可能な『STUMPTOWN COFFEE ROASTERS』の豆 ¥1,500〜

朝の7:30から開店しているのは、通勤や通学の途中にも立ち寄ってもらえるようにという松島さんと加藤さんの想いから。ポートランドの魅力を知り尽くした2人だからこそ誰にでも優しく接し、会話を楽しむことの大切さを知っている。最近でこそ主流になりつつあるポートランドの心地よい空気感を最も感じられるであろう『PADDLERS COFFEE』本店。四季の変化が感じられ、人の温かみが感じられる空間と香ばしいコーヒーの香りが今日もまた訪れる人々の笑顔を彩っていく。

PADDLERS COFFEE 西原本店
東京都渋谷区西原2-26-5
OPEN 7:30-18:00 ※水曜日休み
TEL 03-5738-7281
PADDLERS COFFEE


FOLLOW US

pickup JOURNALS