日常に彩りをあたえるストアガイド

FOOD&COMPANY

写真:TRVS 文:野村優歩
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FOOD&COMPANY

日常にある“おいしい”を届けるグローサリーストア

東京・目黒区、学芸大学駅の西口からほど近い場所に《FOOD&COMPANY(フード&カンパニー)》は存在する。賑やかな商店街と静かな住宅地が隣接したエリアに新たにオープンしたこのお店は、日常生活に欠かせない食を追求したグローサリーストアだ。無機質なモルタルの床にシンプルなシェルフが整然と並べられ、清潔な印象を与えてくれる店内。ラインナップされる製品はオーガニックで無添加なものを中心に、野菜を始め生鮮品からベビーフードまでが幅広く取り揃えられ、”本当にいいもの、おいしいものを届ける”という同店の想いが紡がれている。

オーナーを務める白 冰さんにお店を始めた経緯を訊いてみた。「もともとは夫婦で始めた会社なんですけど、僕がアパレルの会社に勤めてしばらくして、社会貢献を目的とした起業をしたいという想いがきっかけでした。お互いニューヨークで生活をしていて、食とは関係のない分野を専攻していたんですが、生活していく中で感じる豊かさの新しい価値を伝えていきたいと思い、スーパーという形態を選んだんです。なので食に関するビジネスというよりは僕らの想いを伝えていきたいって考えの方が強いですね」。

同店を語る上で欠かすことのできない特徴として、F.L.O.S.S.と呼ばれる独自の食材を選定するガイドライン(理念)にも触れておきたい。ラインナップの軸でもあるそれは、Fresh、Local、Organic、Seasonal、Sustainableの5つのコンセプトを基に信頼して美味しい食材を届けることを目指している。日常的に存在する食卓から世界を変えることを目標に、志を共にする生産者や作り手とのパートナーシップによって、今日もより良い食のあり方を模索し続けている。

オーナーの白さん

誰もが生活をしていく上で必ずと言っていいほど訪れるスーパー。それはまさに生活に寄り添うお店の代表的な存在でもある。そのスーパーを違った視点から捉え、自分たちの生活を変えることでいずれは世界を変えていきたいと白さんは話す。店内には足を運ぶ人たちが自然と触れ合えるコミュニティスペースも用意され、訪れる人になにかしらのきっかけを与えてくれる場所でもある一方で、ワークショップやコンセプトに共感するシェフを招いたポップアップレストランを開くなど新しい試みにも挑戦している。

店内奥に設けられたスペース。オーダーメイドのウッドテーブルが温かみのある空間を演出する

ショップオリジナルのマグカップ ¥1,800 (+TAX)

さまざまな国や都市で暮らすメンバーが日常から世界を変えたいという想いを基に集ったことかがきっかけとなった同店。今ある自分たちの消費のあり方を見つめ直し、丁寧な日々の暮らし方から価値を見出していく。《FOOD&COMPANY》の考えるクリエイティビティは私たちの生活をより豊かにしていくことはもちろん「おいしい」という喜びを共有することで、日常にあるささやかな幸せのヒントを教えてくれるはずだ。

FOOD&COMPANY
東京都目黒区鷹番3-14-15
OPEN 11:00-22:00 ※無休(年末年始を除く)
TEL 03-6303-4216
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