GO ADVENTURE WITHOUT EFFORT!!

三者三様、新しい時代のパッキング術
「街と自然を行き来するエフォートレスな外遊び」
#02 片貝 俊 (Stylist)

写真:竹内一将(STUH) カバーデザイン:菅谷幸生
文:野村優歩 編集:kontakt
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三者三様、新しい時代のパッキング術<br />「街と自然を行き来するエフォートレスな外遊び」<br />#02 片貝 俊 (Stylist)

普段、東京などでの都市生活をメインとする人達にとって、アウトドアはどこか非日常的な感覚に浸れる貴重な機会。大自然の中で思うままに自由を感じ、潜在的なフラストレーションなんかが知らないうちに解消されてりもする。自然を満喫することはもちろん、それぞれの自然環境に合った〝道具″を身に纏うこともアウトドアの楽しみのひとつと言えるだろう。日常生活とは無縁の機能的な道具を揃えること。そこにアウトドアの醍醐味を見出す人も少なくない。しかし、スタイリストの片貝さんは全く別の感覚でアウトドアとそれにまつわる道具を捉えている。日常と非日常をエフォートレスに飛び越えるアウトドアの楽しみ方は、彼独自のパッキング術から見えてくる。

普段と変わらないスタイルだから、自然体で過ごせる

ファッション誌を中心にブランドのカタログや広告など幅広い分野で活躍するスタイリストの片貝さんは、数年前に友人の誘いをきっかけにして、ソフトキャンプやフェスを楽しむようになったという。服装やギアなどはあくまでも普段の生活からかけ離れたものを選ぶのではなく、あくまで自身のスタイルに沿ったもので形成することでいつでも自然体で楽しむことができる、という考えの持ち主だ。
「実は僕自身はあまりキャンプとかに向いているようなタイプではないと思うんです。片付けも大変ですし、虫も苦手だし。それでも気を許せる友人や仕事関係でフェスなどに行くようになって、自然と触れ合いながらお酒を飲んだりするのは楽しいなって思ったのがアウトドアに興味を持ったきっかけですね」。

「僕は積極的にアウトドアのギアを揃えたりっていうよりは、もっとライトな感覚で楽しむタイプなのかなと思っているんです。アウトドアの視点で揃えたものって今回紹介する中だとブランケットとポンチョくらいしかない。あとは日常的にも頻繁に使うものばかりです。キャンプをするからと行って、東京にいる時と全く違うスタイルになってしまうことの方が逆にストレスに感じてしまうんですよね」。

《BIRKENSTOCK》のサンダル/《Supreme》のポーチセット

「今年はビルケンがすごい気分なんです。機能性重視なスポーツサンダルが流行っているので、あえてという感じもあります。何足か持っているんですけど、 “BOSTON” のモデルは定番ですし、良く履いていますね。《Supreme》のポーチセットは今季のもので、大きいものには下着などの着替えを入れたり、小さいものにはバッテリーやシェービングセットなど細々としたものを入れています。荷物を小分けにするときには便利ですね」。

《Supreme》のパックTシャツ/《YAECA》のジャケット

「《Supreme》のパックTシャツは着替えや下着感覚で持っていきます。普段の生活でも着ていますし、ストックとして定期的に買い足しているアイテム。《YAECA》のジャケット今はもう販売されてないんですけど、実は同じものを3着ほど持っています。60/40クロスで撥水加工もされていて、気軽に羽織ったりもできるし、防寒にも適してますね」。

《Needles》のブランケット/《FACETASM》のハット

「ブランケットは地面に敷いたり、体に巻きつけたり、用途に合わせて使えるので便利なんですよね。基本的に防寒着をたくさん持っていくことが少ないので、防寒具としても活躍してくれます。《FACETASM》は、個人的にこのメッシュキャップのデザインでハットっていうのがツボで気に入っているんです。UNITED ARROWS & SONSの別注で今年買ったものです。最近はあまりキャップとか被ったりしないんですけど、フェスに行ってなにか被るとしたら今はこれですね」。

《THE NORTH FACE》のポンチョ/《WTAPS》のトートバック

「フェスってやっぱり雨がよく降るので、雨具はなにかしら必要ですよね。傘もあるけどさすがに人の邪魔にもなるので、ポンチョかなと。これが意外とサイズが大きくて、フードもしっかりと覆ってくれるのでオススメです。《WTAPS》のトートバックは、コシのあるキャンバスの素材が気に入っていて、日常使いはもちろんですが、キャンプやフェスでも普通に使っています。特に何も考えずにどさっと荷物を入れたり出来るので意外と遠出をした時とかにも重宝します」。

【特集:三者三様、新しい時代のパッキング術】
▶︎ Vol.01 伊藤 弘 (groovisions)
▶︎ Vol.02 片貝 俊 (stylist)
▶︎ Vol.03 山本憲資 (Sumally)

about him

Stylist
片貝 俊

スタイリスト小沢宏氏に師事した後、2009年に独立。メンズからレディースファッション誌、ブランドカタログまで幅広い分野で活躍。夏はポケットTシャツが自身のアイコンともなる氏のスタイリングにファンも多い。今年もなにかしらのフェスに参加予定だという。


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