NEW STANDARD at the moment

中原慎一郎さんのニュースタンダード

映像:小林直人 映像編集:田治あずさ 編集:kontakt
BOOKMARK
心地よさを生み出すニュースタンダード

東京・千駄ヶ谷にあるインテリアショップ「Playmountain」や、カフェ「Tas Yard」の主宰や、住宅や店舗デザイン、イベントのプロデュースまでを手掛けるLandscape Products代表の中原 慎一郎さん。手の温もりが感じられるインテリアや陶器、木工作品に精通する中原さんが今回ニュースタンドに挙げたのは「Mclntosh(マッキントッシュ)」のアンプ。高性能のデジタル機器がニュースタンダード。意外にも思えるセレクトのキーワードは“景色感”にあるという。

「例えばひとつのモノを置いた時にその空間がどう変化するか。家をデザインする場合は、寝る時の景色が想像できたりすること。僕らはデザインを良くするというよりも、景色を良くするという“景色感”に重きを置いています。なので、セレクトしたモノを通してお客さんの日常に何らかの変化があったり、設計した空間によってある人の生活リズムが変わるっていうのも僕らの景色の作り方。イベントやフェスを主宰しているのも、その場にいる人だけの景色を作ることができるっていう意味があるんです」。

これまで、この“景色感”をキーワードにジャンルを横断した多彩な活動を行ってきた。そんな中原さんにとってニュースタンダードとはどんな意味を持つのだろう。「歳を重ねるにつれて自分の中のスタンダードって変わっていくと思うんです。それは経験や色々な状況の変化からすれば当然のこと。今回選んだマッキントッシュも、まさか自分が興味を持つなんて思ってもみなかった。ただ、最近は自分のなかで所有することでの充実じゃなく、“リラックスできること”や“心地良いこと”が大事になってきている。音とか空間とかもう少し大枠のもの。僕にとってはその“心地良さ”の部分で新しい景色を想像させるものがニュースタンダードなんだと思います。今後は、ホテルまでではないけれど、小さな小屋を建ててみたいと思っていて。そこに人を迎え入れたいというか、僕の思う心地よさを提供してみたいと思っています」。

about: McIntosh

1949年にアメリカで創業したMclntosh Laboratory社が手掛ける音響機器ブランド。数ある製品のなかでもとりわけアンプが高い評価を得ており、通称“ブルーアイズ”と呼ばれる左右のパワーメーターを特徴とする。解像度の高い滑らかな音質と、レコードを聴いているかのようなアナログの温度感を備えたその美しいサウンドは、世界中で愛好者が絶たないことで知られる。

about him

Landscape Products Owner
中原慎一郎

1971年、鹿児島県生まれ。ランドスケーププロダクツ代表。オリジナル家具等を扱う「Playmountain」、カフェ「Tas Yard」、コーヒースタンド「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」等を展開。また住宅/店舗のデザイン業務、イベントプロデュース/ブランドディレクションを手がける。 www.landscape-products.net


FOLLOW US

pickup JOURNALS