EDITOR'S NOTE

スタンダード再考論 2015

AD:半田淳也
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スタンダード再考論 2015

えば、男女のトイレを指す赤と青のピクトグラム。このサインによって私たちはその意味を無意識的に理解し、行動することができます。1964年、東京オリンピック開催に合わせて考案されたこのピクトグラムは、“新しいスタンダード”の必要性とその創造に喜びを感じる志の高いデザイナーたちによって開発されました。それは外国語による円滑なコミュニケーションが難しかった当時の日本人と外国人の間を取り持つだけではなく、誕生から現在まで、私たちの生活に不可欠なサインとして存在してきました。

2020年。56年ぶりに2度目となる東京オリンピックの開催を控える今、私たちが無意識的に認識してきたモノやコトは果たして適切な表現であり続けられるのでしょうか。これまでの“当たり前”に疑問を持ち、そして時代性にフィットする“新しさ”の可能性について考えたい。それは、身近なものでも良いし、さらに広範囲なことでも良いでしょう。スタンダードを再考することは、自身の価値観をアップデートすることでもあるのです。


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