早いもので暦は明日から11月に突入。

FOOD&COMPANYの店頭に並ぶお野菜にも少しずつ冬の気配が感じられてきました。そんな一つに甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)という里芋があります。

皆さんはこの里芋、召し上がった事は有りますか?

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最上伝承野菜とは、山形県・最上地方に伝わる伝統野菜。最上の農家が何世代にもわたり栽培、大事に大事に種子を継承してきた野菜達で他の伝統野菜同様、

その地方の食文化や生活に寄り添いながら受継がれてきたもの。しかし、そんな伝統野菜の多くが高度経済成長期頃から、取扱いの難しさなどを理由に邪魔者扱いされ始め、絶滅してしまった種や、その危機に瀕している作物も多数あります。またその一方で、近年こういった在来作物を守る為の運動も各地で活発になっていたりと、ここにも食のムーブメントの二極化が垣間見れます。

 

FOOD&COMPANYでは去年のちょうど今頃、今では甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)を作る日本で唯一の農家・佐藤春樹さんとお会いする機会を頂きました。

甚五右ヱ門芋を初めて食べた時の衝撃は今でも鮮烈に覚えています。今まで食べてた里芋はなんだったのか、と思ってしまうくらい全くの別物で、肉質のキメの細かさ、全く雑味がなく、まっすぐで、芋本来のまろやかなうまみにただただ純粋に驚きました。

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ぜひ、私たちが感じた甚五右ヱ門芋を食べた瞬間のあの感動を、一人でも多くの方に感じて頂きたい。そんな思いから、この一ヶ月間FOOD&COMPANYでは甚五右ヱ門芋を色んな角度から皆様にお届けしています。

店頭での販売はもちろんの事、11月8日(日)にはこちらの里芋を贅沢に使った芋煮の店頭販売や、作り手佐藤春樹さんにお越し頂いてのワークショップも開催。ワークショップも若干ですがまだお席が残っていますので、ご興味の有る方はぜひともご参加くださいませ。ワークショップ詳細はこちらから

 

 

たかが里芋、されど里芋。この甚五右ヱ門芋だけに限らず、日本各地にはまだまだ知られていない宝のような食材が沢山眠っています。野菜を始めとする食の奥深さと面白さ、そして社会との複雑な関係性を改めて感じている今日この頃です。

 

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FOOD&COMPANYです。

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はじめまして。
東京都・学芸大学にあるグローサリーストア、FOOD&COMPANYです。
FOOD&COMPANYは、2014年3月にオープンし今月でちょうど一年と半年目。「たまの贅沢も良いけれど、何気ない日常をこそちゃんと大事にしたい。そうすることでみえてくるこれからの豊かさのかたちのヒントがあるのでは」。そんな想いから始まった小さな食料品のお店です。
グローサリーショッピングや料理すること、そして何かを食べるというアクションは、ほとんどの方がほぼ毎日、そして一日に何度も行うことです。だからこそ、そこには「食」はもちろんのこと、それ以上にその人その人の様々な「STANDARD」が、根深く映し出される気がします。
そんな、みんなの日常の一番ベースとなるものに常に触れる私たちだからこその日々のあれこれを、今後ここで皆様にお伝えできたらと思います。
ご覧いただいている皆さまに少しでも楽しんでいただければ。
そして、ここからまた何か生み出されてゆく未知の可能性にワクワクしながら。
どうぞ皆様、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
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