MY NEW STANDARD

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和菓子の老舗、虎屋のパリ店は今年35周年を迎え、それを記念してパリのスタッフが考案したスペシャル生菓子というのが、「ローズドパリ」というローズウォーターを使った和菓子です。

そして今回このお菓子に、SHIGETAのローズウォーターをセレクトしてくださいました。このお菓子が実現したことに、私はものすごく感動しています。

それはこのプロジェクトには、様々な驚きのストーリーがあるからです。

まず、今までローズウォーターを使った和菓子なんて聞いたことないですし、洋菓子でもちょっと珍しいくらいです。和菓子とローズウォーターの組み合わせって、初めてなのではないでしょうか? それほどレアな試みだなのです。

 

もちろんレアなだけではなく、さすがは虎屋さん。とても美味しいです。バラがほんのり香り、白あんとの相性がこの上なく優しい。そして、私も知らなかったのですが、しろあんって白インゲンを使ったものを白あんと呼ぶと思っていましたが、虎屋さんの白あんは昭和二年から契約している白い小豆を栽培している農家さんで作ったものを使い続けているのだそうです。初めて白あんを本当に美味しいと思いました。

 

和菓子では、彫った木型を使ってお菓子の形を作りますが、今回なんとこのお菓子のための木型をわざわざ起こしたのだそうです。ちなみに虎屋さんでは、100年くらい前の木型も残っているそうです。。。毎月季節毎のお菓子を作られてますが、なにしろ歴史の長いメゾンです。レパートリーの数はものすごく多いそうなので、新しい木型なんて、そうそう作るものでは無いのだそうです。それが、このお菓子のために作られたなんて!!

 

上の話を聞いただけでもすごいなあ、と思うのですが、私にとってさらに感激なのは、創業室町時代の虎屋さんがSHIGETAの製品を素材として選んで実現してくださったということです。和菓子はシンプルな自然の素材がポイントだそうですから、素材の良さがいのちです。

パリ店の支配人の市原さんからは、このお菓子の開発に当たり、いろんなローズウォーターを試してみた結果、「SHIGETAのが少量でも一番香りが立つ」と伺いました。

違いをわかってもらえたことが本当にうれしいです!SHIGETAのローズウォーターは二度蒸留をしていて、通常のローズウォーターよりもぐんと濃度が濃いですからね!

 

室町時代。。。16世紀ですよ。その当時から同じ家族がメゾンを継承して今に至るそうです。(すごいですね!!)500年近いの歴史を持つ、天皇家御用達の和菓子のメゾンなのです。虎屋の歴史そんな、日本の歴史の500年をかついできた虎屋さんのクリエーションの一部にSHIGETAがほんの少しだけ関わらせていただいた、ということに感動してます。

虎屋がすごいなあ、と思うことは、ちゃんと時代と一緒に歩んでいるっていうことです。置いていかれた伝統になっていない、ということ。今はTORAYA cafeや、ミッドタウンのストアなどでも、日本の伝統と匠を踏襲しつつ、モダンで素敵な『今の日本』を感じることができる。

 

伝統が新しいものや異文化と交わりながら、いつの時代にも合うように洗練されているもの、それが私のNEW STANDARDなのかもしれない。

 

このローズドパリは、10月1日から一ヶ月間の限定発売となっています。お取り扱い店舗は東京(銀座、東京ステーションホテル)と京都の直営店です。まずはご賞味あれ。

 

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