千巻木工芸

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かなり渋いモノですが、僕が今集めているもののひとつに飛騨高山の工芸品である「千巻」があります。

ただ残念なことに、数年前に最後の作り手も製作を終えてしまい、現在では骨董市などでコツコツ集める
しか手段がありません。同様の工芸品に青森のブナコがありますが、どうやら年代でみると「千巻」のほうが古いようです。
「千巻」の歴史は戦前にさかのぼり、軍隊の食器としても製産されていたそうです。
材料となる木には唐桧が用いられ、製法は以下の様になるそうです。
原木をロータリー機にて単板にしたものをテープ状に細断し染色し、これを巻きながら積層し、型に入れて成形します。その後、煮沸ー接着ー乾燥後、ロクロにて洗い面を削り、塗装して仕上げます。

戦後になると水、熱に強く、木目の持つ美しさが評価され、長い間欧米に向けて輸出されていました。

ブナコについては近年になると、プロダクトデザイナーを迎えいれるなど現代に対応した物作りを
していますが、千巻きは後継者問題などといった時代の流れに逆らえずに消滅していってしまったようです。
僕は海外のヴィンテージも好きですが、この様な日本のモノにも興味があり側に置いたり使ったりしています。
これからも日本のモノを紹介していけたらと思っています。
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