My Standard Story

MEKE UP FOR  otona MUSE dia STANDARDをご覧のみなさま、はじめまして。 メイクアップアーティスト&アロマセラピーインストラクターの早坂香須子です。
こちらでは、わたしの周りのスタンダードなモノ・コトを書いていきたいと思いますが、まずは自己紹介を。

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約20年前になりますが、私の社会人経験のスタートは、看護師としての都内の大学病院病棟勤務でした。 人の生き死にがあたりまえの場所で、麻痺していく心、患者さんに優しく出来ない自分に嫌気がさして3年で辞めました。
「好きなことをしないと人に優しく出来ないのかも。」
そう感じた私は、好きなこと探しをはじめました。
思い出したのは、ちいさな頃から母のメイクボックスで遊んでいたこと。
怒られないように、母の仕事中に内緒でフルメイクして、母の帰宅時間にはメイクを落として何食わぬ顔で過ごした、あの日々。
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あの時のワクワクを取り戻そう。
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私はヘアメイクアップアーティストの大御所、渡辺サブローさん率いるSASHU.3260の門を叩き、約1年間ヘアメイクの技術と哲学、ファッションとメイクの関係を学びました。
いくつものスクールを見学した中、何故そこを選んだかというと、先生たちがおしゃれだったから。
今考えても、私の選択は間違って無かったと思う。
看護師時代には知り合えなかったファッションとメイクアディクトな友人たち。ファッション誌やパリのコスメのアーカイブ、1920年代から1970年代の映画を観まくった日々。
それらは今でもメイクアップアーティストとしての自分に染み付いていて、仕事中にその引き出しから無意識に、ぽろっとアイディアがこぼれることがある。そのくらい、あの時代は今の私のスタンダードな部分になっています。
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自分で言うのもなんですが、私はほんとうに優秀な生徒でした。クラスメイトよりはメイクが上手いと自負してたし、作品の雰囲気に合うモデルを探すために毎週ラフォーレ前でモデルハントをしてたし、卒業作品は学校に優秀作品として残されたりして。

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だって、誰よりも早く教室に行って準備をはじめ、バイト先では昼休みに仲間にメイク練習させてもらい、土日は看護師時代の友人を家に呼んでメイク練習をしては撮影をしていたんですもの。
自分で学費を払い、毎日毎日メイク漬けの日々の私に、生半可な気持ちで通うクラスメイトが敵うわけがないのだよ、ふっふっふ。

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しかし、1年の楽しい楽しいスクールを卒業したのちに、私は世の中の現実に向き合うこととなったのです。
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香須子

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